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ももたんの発達障害ライフ

発達障害当事者であるももたんの声をお届けします

断薬を通して伝えたいこと

3月半ばから、医師の指示の元断薬をはじめましたが、つらいものでした。
これは、断薬を始めて間もない頃のFacebook投稿を少し編集したものです。


今までの16年間、わたしがどれだけ多くの薬を飲まされ、飲み、身体に蓄積されてきたか凄く分かります!!!

横になって目を閉じても眠れないんです。ウトウトもしない、意識がはっきりあるんです。ただ横になって目を閉じてるだけ!!!
それが1時間続けば良いほうで、それを繰り返すだけの睡眠がここ3〜4日間続いてる状況。

流石に今日のコンサート後帰りの電車で気分が悪くなり、帰ってから横になるもこれもまた眠れない!!!
疲れてたのかやっと30分ほどの「ウトウト」を続けることができました。

思えば最初の異変は動悸。ドクドクというかドックンドックンと心臓が皮膚一枚の下で鳴ってるような動悸でした。
それから寝れないことに気づき、起きると頭が締め付けられるように痛む。
さらに歯を物凄く食いしばり、それによる頭痛、顎痛、肩凝り、筋肉のこわばり。
上の前歯を舌で押すので上の前歯は完全に出っ歯になってくる。
眩暈、震え、食欲減退、水を摂りたくないので軽度の脱水症状、味覚の変化、口の中の痺れ、その他諸々の症状も今日になってはっきりと出てきました。

これだけの症状が出て、身体が薬を薬をと、欲するのです。
でも、無いから飲めない、イフェクサーSRと痒み止めのレスタミンを指示通り飲むだけ。

思えば16年前、13歳の時初めて処方された薬の1日の合計量は、およそ40〜50錠でした。現代医学では考えられない大量の薬です。
それを毎日毎日、飲み続け、意識が低下、意欲減退、過眠などの症状に耐えながら入院生活を送り、退院してからも耐えながら学校に行っていたのです。
授業中も眠って叱られるが意識が朦朧として覚えていない。帰り道の記憶が無い。酷くなると家のベッドで眠り続け、妹がご飯だよと起こしても全く起きない。
15歳、中学卒業当時のわたしの睡眠時間は平均17〜8時間。1日の殆どを眠って過ごしていました。横になってなくても椅子で座りながら何時間も意識を失っていたり。

これに耐性が出来ると薬を飲んでも活動的になってきます。
20歳当時の薬の1日摂取量、約35錠。
減ったものの、まだ大量処方です。医師も減らしたいと考えたそうです。これでは多過ぎると。しかし、減らせないんです。耐性が出来てるからちょっとの薬じゃ効かない。副作用止めも含めてこの量ですから、ありえないですね。

27歳の時の薬の1日摂取量は20錠ちょっと。
しかし、転機が訪れました。引きこもりのわたしは薬が飲めなくなり、およそ3ヶ月間、注射で投薬をしました。現在の主治医になってからです。
そして、1日の摂取量は28歳で6錠に減ったのです。

薬って恐ろしい。でも、これはわたしのような極端な例です。
現代医学では中学生の統合失調症患者にベゲタミンなど処方しません。しかしわたしは飲まされていました。
これは現在の主治医の憶測ですが、統合失調症は恐らく薬を飲ませる為の診断名。本当は発達障害の二次障害による不眠だったり、鬱だったり、それによる悪夢、幻覚のようなものであったのではと言われています。

つまり、わたしには統合失調症は無かった。
自閉症スペクトラムアスペルガー)とそれによる二次障害だった、ということになります。

長い間のわだかまりが解けたようで解けないような感覚です。

しかし、薬漬けにされたわたしの身体はなかなか元に戻らない。
その為上記のような離脱症状に苦しみながらも薬を抜くしかないのです。

それでも、わたしと同じかそれ以下の年代で薬を処方されてるお子さんをお持ちの方に言いたいのは、勝手な判断でお子さんの薬を絶ってはいけないということ。
現在ではふた昔前よりずっと医学は進歩し、子どもの為の薬もあります。コンサータエビリファイなども子どもに処方されても安全な量だけ、最小限の量から始めるようになり、わたしのようにいきなり1日50錠なんてことはもうありません。

お子さんをお持ちの方や、当事者の方、勝手な判断で薬を絶たないでください。
副作用が出た場合も必ず医師に相談して了承を得てから薬を変えましょう。
市販薬をむやみに飲ませるのも良くありません。
小さなお子さんの場合漢方薬などで良くなる事例も増えています。

わたしは16年間薬漬けにされた身体から、今、薬を抜くことが出来ているのは、少しずつ減薬したことがきっかけです。

しかし!とてもつらいです!!!

精神科医になりたい方、精神科医に一言。

「患者さんはモルモットではありません。きちんとどのような症状があるかチェックし、それでも薬が必要な場合、必要最低限の薬だけ処方してください。頓服薬の過剰処方も良くありません」

わたしのように薬漬けにされた子どもが、成長して断薬するのは、とてもつらいことなんです。

どうか、ご理解、ご協力をお願い致します。

注意:わたしは医師の指示の元、断薬しています。これだけは忘れないでください。

…いかがでしょうか?
断薬はわたしにとって必要なもの。
しかし、16年間累計何万錠もの薬を飲んできたわたしはの身体は薬に蝕まれ、それでもなお断薬することで必死にたたかっています。

でも、自己判断での断薬は絶対ダメです。
これだけは守ってほしい。
断薬する時は医師の指示に従い、断薬に臨みましょう。
そして、わずかな変化も我慢せず、医師に伝えることが必要です。それによって対応が変わったり、場合によっては断薬を断念する場合もありますが、それは仕方のないことです。
どちらにせよ、医師の指示に従うこと。これが重要です。

2016.4.9