ももたんの発達障害ライフ

発達障害当事者であるももたんの声をお届けします

災害時の発達障害者は…

熊本地震発生を受けて、twitterFacebookなどのSNSでは様々な発達障害者など障害者の対応策のアイディアが飛び交っていますね。

障害者の専門の避難所を作って!とか、もっと配慮して!とか、人によって様々な意見が飛び交っています。

しかし、発達障害の理解は最近になってやっと少しずつ理解が始まったところ。
知らない人のほうが多いのは紛れも無い事実です。

そこで、わたしが考えたのは、

「災害時に発達障害者の理解を求めるのは無駄、自分で自分の身を守る」

です。

冷たい言い方なのは百も承知ですが、災害時は誰もがストレス、恐怖感とたたかっています。
自分のことで精一杯、家族を持ってる人でも自分のことしか考えられない時なのです。
そんな時に、障害者の配慮をお願いするなど無茶な申し入れです。だって、自分と全く関係無い赤の他人に配慮などする余裕がある人なんていないからです。

例えば発達障害者が怪我をしたとして、病院に担ぎ込まれたとします。他の患者さんが目と鼻の先にいることや、ざわついた環境になるのは当然のこと。しかし、そこでも個室にしてくれ、聴覚過敏が…などと言っても、無理な話です。病院だって他の患者さんも診なきゃいけないし、患者さんを目の届くところに置かないと急変時対応出来ません。ましてや災害時に発達障害者だけ隔離してくれなんて我儘と捉えられても仕方の無いこと。

つまり、自分を守ってくれるのは自分1人、ということです。

避難所では配慮がされない、病院でも1人は無理、となると、その災害が起こる前から備えが必要です。

例えばですが、聴覚過敏の方はイヤマフや、デジタル耳栓を持っておく。これだけで全然違います。そしてデジタル耳栓は必要な音声は拾ってくれるので、配給のアナウンスなども逃すことはありません。イヤマフよりはデジタル耳栓を推します。

薬は最低1週間分は持っておいた方が良いでしょう。主治医や薬剤師、看護師と相談しておいた方が良いです。ただ、OD癖のある方はそれで自殺を図りかねないので家族や配偶者などは注意して見ておかなくてはなりません。
これも例えばですが、眠れないなら眠剤だけ常備しておくというのもひとつの手です。眠剤には安定剤ほどの効果は無くとも、眠らせることが出来るからです。

そして、食べ物に関して。これは何人もの方が仰っていますが、偏食の多い発達障害者は、とにかく自分の好きな、と言っては変かも知れませんが、よく食べているものを常備すると良いでしょう。自分の好きな食べ物を食べて安心する当事者も少なくありません。チョコレートでもアメでも何でもいい。特にチョコレートはストレスを軽減させる作用もありますし、糖分が含まれてるので、低血糖にならなくて済みます。カロリーもそれなりにありますので、お勧めです。

後は、医師や看護師、カウンセラーなどと良く相談して、万が一パニックを起こした時などの対処法を自ら頭に叩き込んでおくこと。乱暴な言い方かも知れませんが、パニック時に助けてくれる人など、災害時にはいません。医師がいても精神科医でないと対応出来ません。
頓服を飲むなどして対応するしか無いのです。
そして、頓服は水無しで飲める液体薬をお勧めします。水が貴重なものとなるこの災害時は、なかなか手に入らないことも考慮してのアイディアです。

わたしが考えた最低限のアイディアはこのような感じです。

とにかく災害時は自分で自分の身を守る!!!

これに尽きると思います。

勿論、今回の教訓を生かし、障害者の配慮をいつ起こるかわからない次なる災害時に出来ていれば、それが本望ですが。。。