ももたんの発達と解離ライフ

発達障害・解離性障害当事者であるももたんの声をお届けします

人の記憶

※2018/12/22 後半に追記あり

 

主治医から言われた「記憶」に関する情報を以下にまとめました

 

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人は記憶を取り入れると超短期記憶、短期記憶、中期記憶、長期記憶に分類されて貯蔵されるそうだ。


そしてそこから再生される=思い出すそう。 しかし貯蔵された人の記憶の中で再生されるのはそのほんの一部であり、その他殆どの記憶は貯蔵されたまま再生されることは無い。


 しかしながら全ての記憶は貯蔵され続ける為、忘れることは無いそうだ。なので忘れたように思えることも、実は全て貯蔵されているのである。


つまり、全ての記憶は忘れられることは無い。忘れたように思えるのは、貯蔵されている記憶が出てこないだけなのである。

 

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主治医はこのように話した上で、あなたが解離してもあなたが望まないことはしない、忘れたように思ったとしても、記憶にはきちんと貯蔵されている、ということを強調した

 

解離した人格も言ってしまえば自分なのである。自分の中の貯蔵した記憶の中にある「思い出す」という選択をされなかった記憶が「忘れたのだ」と思い込ませるのだろう

 

そうなってしまうと確かに恐怖かもしれない

 

主治医がこの話をしていた時、自分はかなりボーッとした状態だった。上記の主治医の言葉はそれから僅か数分後にメモに書いたものをコピペしたものである。このように文章化出来たのは、自分の中に貯蔵した超短期記憶の中から「思い出すという選択をされた記憶」なのだと思う

 

今日心理士の先生にこの話をし、メモを見せたら本当にその通りなのだと言われた

自分の中でも腑に落ちた、この主治医の話は、これからの自分にとって何かが変わるきっかけになると思う

 

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※2018/12/22 追記

解離性障害の記憶が何故覚えてないように思うのか

例えば、中期記憶を1つの例にして、それを自動販売機と例えよう。そこには様々な飲み物が販売されているが、ここではポカリスエットとコーンスープが販売されているとする

 

そこにA、B、C、Dの4人の解離性障害のNさんという患者の中にいる人格が来たとする。またこの時Nさんは自動販売機というものが自分の中にある自覚は無い

 

Aはポカリスエットを、Bは温かいコーンスープを買った。Cは2人が買うのを見たが何も買わなかった。Dは後から来たので他の3人がここにいたことを知らないので自動販売機に見向きもせず素通りした

 

この時、Aはポカリスエットを、Bはコーンスープを飲んでそれぞれの味を味わい、Cはそれを見ている。Dは何も知らず別のことをしている。つまりAがポカリスエットをBに飲ませ無い限り、Bはポカリスエットを味わうことは無いし、逆も然り。

AとBとCがAの記憶を共有するにはAはポカリスエットをBまたはCに飲ませなければならない。また何も知らないDにも記憶を共有させるにはDのところまで行って、Dにも飲ませなければならない

Aが他の3人と記憶を共有させる為にこれだけの作業が必要になる。もしDが拒めばDには記憶が共有されない。これが恐らく解離障壁といって解離人格の壁だと解釈している

 

更にNさんは自動販売機が自分の中にあるという事を知らなければ、4人がポカリスエットを飲んだとしてもそれを知ることは無い。つまり、人格同士が記憶を共有しても本人にだけ覚えてないことがあるのはその為だ。だが自動販売機と言う名の中期記憶は確かにNさんの中に存在している為、記憶から消し去られたということは無いのだ

 

また自分の中に自動販売機というものが存在しているのを知っている記憶を覚えているタイプの解離性障害の患者Kさんの場合。Nさんの人格と同じように、A、B、C、Dの4人の人格がNさんの中の人格と同じ行動をしたとしよう。なおこの時Kさんはポカリスエットとコーンスープをよく飲む人とする

 

4人は確かにNさんの人格と全く同じことをしたが、Kさんは自動販売機があることを知っているので、中にコーンスープとポカリスエットがあることを知っている。更に4人の人格が集まって飲み物を交換し出し、C、Dにも飲ませた

 

これで4人は記憶を共有したということになる。全ての人格が飲み物の味を共有し、またKさん本人もその自動販売機の存在を知っているし、いつもそれを飲む為ポカリスエットやコーンスープを飲めばその記憶が共有される

 

Kさんは人格同士に解離障壁が無い為、この4人は仲が良く、いつも飲み物を交換し合う、つまり記憶を共有し合っている。つまり人格交代しても記憶が残っているのだ

 

解離性障害の患者の記憶が無くなるようで、実は貯蔵されている脳内には残っているんだよというのは、こういうメカニズムがあるからだとわたしは解釈している

 

ちなみにわたしはKさんのタイプである。解離障壁が無い為、全ての人格の記憶が今のところ残っているし、覚えている。勿論それも貯蔵されている記憶から思い出した時に思い出す形である