ももたんの発達と解離ライフ

発達障害・解離性障害当事者であるももたんの声をお届けします

「それでいいじゃん!」〜ありがとう、ぴーさん〜

今入院している病院で、過去4回にわたり、わたしの担当を受け持ってくださったPSW(精神保健福祉士)のTさん、通称ぴーさんがこの度異動することになった、と、今朝きかされた

 

何となくな直感で、今回がこの人に担当していただくのは、最後になるだろう、と思っていただけに、そこまで衝撃は走ることはなかった

 

そんな今日の夕方、わたしはぴーさんと1時間ほど話し込んだ

 

「ここ、座ってもいいです?」

 

いつもの柔らかな笑顔でそう言ってきたぴーさん

 

色々なことを話した

 

わたしがまずはPSWを取って働きたいと思ったきっかけは、彼女だと言っても過言ではない

彼女の人に対する直向きな姿勢、真っ直ぐな目線、そして穏やかな物腰

こんな人間が同じ星に存在するんだと思ったものである

 

最初の入院のときのわたしは、酷いものだった。ビービー泣いて我儘言って、迷惑や心配もかけて、散々失礼な事もしたなぁと思う

 

そんな中、いつも表情ひとつ変えず、笑顔で接してくださったぴーさん

 

初めてPSWになりたいんだと、決意を固めて話した時の、一瞬何か堪えるようにひと呼吸置いてから

「そう言ってくれて凄く嬉しい。こうやって仕事して関わっていく中で、わたしと同じ職の道を進みたいと言ってくれたこと、本当に嬉しいと思う」

と言って、優しく照れ笑いしていたあの表情は忘れられない

 

決意に至るまでの出来事、決意してからどのように考え、感じ、想いを馳せてきたか、という話もした

 

そんな中、ぴーさんに

「わたし、最初とは変わったでしょ?最初酷かったじゃないですか」

と笑いながら言ったら、ふと何か想いを巡らせるような表情になり、こんなことを言ってくれた

 

「凄く柔らかな物腰になったよね、柔軟性が出てきたのかな」

 

確かに1年半くらい前に初めて入院してぴーさんに会った時、本当に拘りが強く、こうせねばならない思考が物凄く強かった

 

それが、自分の中で、有言実行と言うのか、色々なスタッフのかたに目標を話すようになって、その中でこれだけ話すということは、本当に自分はこうなりたいんだな、という明確な自覚にも繋がった

 

2人で同じことを言った言葉の中に、こんな言葉があった

 

「それでいいじゃん!」

 

どんなにのめり込むのも自分、暴走するのも自分、それを後悔して泣くのも自分だし、自分という人間は世界に1人しかいない、その世界に1人の自分しか、自分を1番大切に出来る人間はいない、という話もした

 

相手の変化に一喜一憂するのも勿論自分

だけど、それを果たして良いのか悪いのか、と思い悩むよりも、それでもいいじゃん!それでいいじゃん!と思うこと、思えること。そっちの方に着目するほうが自分を認められるよね、と話した

 

他にも印象的な言葉があった

 

「休む、相談する、その勇気が大切。そしてその時に罪悪感を感じない勇気」

 

疲れたら休んで良いんだと思えること、それが大切だと、力を込めて仰っていた

 

時折何かを堪えるような表情も垣間見えたぴーさんだったけど、最後はやっぱり笑顔の似合う、自他共に認める晴れ女なんだというぴーさんに戻った

沢山話して、真面目な話から楽しい話まで、本当に密な1時間ちょっとの時間だった

ここまで彼女と深く話したことは、あまり無かったかもしれない

 

今日はとても風が強かったけど、空は雲ひとつない快晴だった

晴れ女のぴーさんのラスト勤務、それを飾ったのかもしれない

暑さの中にぴーさんの笑顔のような爽やかな涼しい風が吹いていた

 

人生のちょびっとだけ先輩のぴーさんに出会えたこと、話せたこと、これを今後の人生にいかせれば、自分としては本望である

 

そんなぴーさんの本日最後の名言を綴って、今夜はここまでにしようと思う

 

 

「自分を見失うってあるけどさ、此処に生きている限り、自分を見失うことなんて無い。だって、自分はほら、生きている限り此処に存在しているもん。見失うことなんて、本来ならあり得ないんだよ」